2013年11月18日月曜日

4号機燃料取り出し始まる。まだ、東電、政府は国民をだまし続けるのか?

東京電力はきょうから、福島第1原子力発電所4号機の使用済み核燃料プールから、燃料を取り出すを始めた。


午後にも燃料をクレーンでつり上げる作業を開始する見通しで、本格的な取り出しは事故後初めて。来年末までかけて全ての燃料を移送する予定だ。




この作業の危険性については、これまで何度も、このブログで取り上げてきた(「君は逃げる準備ができたか?いよいよ始まる核燃料の取り出し」http://eggman-warlrus.blogspot.jp/2013/11/blog-post_9.html「これがハルマゲドン?人類滅亡か!~4号機の燃料取り出し作業」http://eggman-warlrus.blogspot.jp/2013/10/4.html>など参照)。


本当に神に祈るしかない状況だが、この作業を前に“どえらいニュース”が飛び込んできた。


それは「実は、震災前から1号機の燃料棒70本が破損していた!」というニュースだ。先週末土曜日に報道されたために(発表のタイミングは故意にも感じるが・・・)、あまり注目されていないが、これは超ド級のニュースだ。


4号機の燃料棒の取り出し作業が始まる18日(月)を前に、さらっと週末(15日)にさりげなく流すあたりが、「さすが、東電さん」(皮肉ですよ!)
という感じもするが、けして見逃してはいけない。


これは、1号機のプールの中に保管されている使用済み燃料292体約4分の1にもあたり、これほどの問題について、これまで東電も国も、事実関係が明らかにしてこなかった!




何よりも問題なのは、損傷した燃料棒をプールから取り出す技術はまったく、確立していない。つまり、現段階の技術では、壊れた燃料棒は取り出せないのだ。


そして、ご存知のない方のために、この問題は1号機だけのことではないことを説明しておくと・・・





損傷した燃料棒はこの1号機ほかに、


2号機と4号機のプールにそれぞれ3体、3号機プールにも4体あり、いまわかっているだけで合わせて80体もあるのだ。



損傷した燃料が1号機に集中している理由について、東電は「国への報告は随時してきた。1号機は当社で最も古い原発で、燃料棒の製造時、品質管理に問題があり粗悪品が多かったと聞いている。2号機以降は燃料棒の改良が進み、品質は改善した」としれっと、説明している。


こんな情報は、とっくの昔にわかっているはずのなのに、今頃、公表してくるとは、もう開いた口がふさがらないどころから、はずれそうそうだ。



どこまで、国民を愚弄すれば、いいのだろうか?この分だと、まだまだ、隠していることが山ほどありそうだ。


事故以来、「東電&国」と、「国民」との間を結ぶものは、「信用」の文字しかない


今回の4号機プールからの、燃料棒取り出し作業でも、我々「国民」が生き延びるには、国そして東電を信用する」しかない





もし、クレーンで吊り上げ作業中、ラックが落下したり、プールが崩壊するような大事態になれば、すぐさま、情報を国民に伝えてもらわなければ、えらいことになる


今度は、3・11後のSPEEDIの情報のように、国民にながす機会を逃すような事態になれば、もう本当に我々は、いまの政府(国)を信じることができなくなる


今回の4号機の燃料棒の取り出し作業は、いろんな意味で、この国の今後を占う最後の試金石となるかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿