2013年10月2日水曜日

注目集まる小泉元首相の「原発ゼロ」宣言!どう考えるべきか?

政界引退後もなにかと、その言動に注目が集まる小泉純一郎・元首相。ここ最近では、なんと自民党のこれまでの原発推進政策を批判して、脱原発への政策転換を訴えている。


こうした発言をどのようにとらえるべきか?


結論から、いおう。


私は大いに「支持」すべきだと思う。


いろんな声があることをももちろん知っている。自民党の領袖の一人であるだけに、「信用がおけない」。「なにか利用されるのでは?」。「息子の後押しのため?」・・・などなど。


それでも、私は支持すべきだと思う。今は政治家の素養や、性質などを考えている時期ではない。


それについては、強烈に脱原発を打ち出している山本太郎氏についても同じだ。彼に隠し子騒動や離婚問題などがあろうとなかろうと、関係ない。


「脱原発」のひとことを明確にアピールしていることが、いまとても大事なのだ。


なにゆえか?


もう私たちには時間がないからだ。


ここにいたっても、現・安倍政権は原発再稼動の方針を貫こうととしている。やっと、全国の原発の稼動が止まり、炉が冷えようとしているチャンスにだ。


今一度、炉に灯をともす再稼動を行えば、廃炉などを作業をスタートさせるには、少なくと2年間の時間がまた、必要になる。


その間に、どんどん、核のゴミは作られ続け、その引き受けてのないまま、宙に浮いた状態が続く。


FUKU1同様、地震や津波などに被害を受ける危険性を、他の原発もさらに抱え込むことになる。


ご存知のように放射性廃棄物(核のゴミ)はまったく、処分できない代物だ。その最終処分場の候補地すら、日本政府はいまだに示すことさえできていない。


今年6月、放射性核廃棄物のドイツの最終処分場を取材してきた作家の広瀬隆氏は、処理できない現実をつきつけられ、ショックのまま帰国した。




広瀬氏は当初、日本の核廃棄物の将来を託し、ドイツの最終処理施設の取材に出向いたのだが、無情な現実にひれ伏すしかなかったという。


「アッセ」という処分場では、1000メートルの地下に核廃棄物の貯蔵がすでに行われていて、その光景をみた、広瀬氏は絶句した。


核廃棄物はドラム缶に入れられ貯蔵されるのだが、整然と並べられているはずのドラム缶が投げ込まれる形で廃棄され、「ゴミ山」になっていた。


日本人よりも、環境問題に関心が高いと見られているドイツ人でさえも、核廃棄物を丁寧にあつかうことがなかった(まして日本人では・・・)。


さらに悪いことには、そこに地下水が漏れ出し、核のゴミに迫ろうとしていた。いまのFUKU1の地下のように・・・・


この処分場は、地下水がないという見込みで1000メートル地下の岩塩層につくられたのだが、現実はその予想を簡単に裏切られた形だ。


これを見た広瀬氏は、日本のような地下水が豊富なところでは、「地下貯蔵なんぞはまったく無理だ」という結論に達したというわけだ。




初めの小泉元首相の話に戻るが、「再稼動をする」など、もう夢物語を語っている場合ではないことがおわかりだと思う。


それゆえに、いまや政治家のイデオロギーや、品格、嗜好など、悠長なことをつべこべいっていられない。私たちには時間がないのだ!


とにもかくにも、まずは再稼動を押しとめ、廃炉への道を開く。もし、それが決まったとしても、実際に廃炉作業が動きだすのは炉が冷え、放射能の危険性が下がる30年以上先のことになる。


一日も早い廃炉への決断と、もうこれ以上、核廃棄物を増やさない決意がいま、政治家と国民すべてに求められている。








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