2013年10月16日水曜日

これがハルマゲドン?人類滅亡か!~4号機の燃料取り出し作業

11月中ごろにも始まるとされる福島第1原発4号機の使用済み核燃料の取り出し作業。大手マスコミでは、いつもの「大本営発表」を受けての相変わらずのん気な報道ぶりだが、日本全国、いや人類の危機といっても過言ではない状況が迫っていることをリポートする。


4号機の使用済み核燃料といえば、3・11のFUKU1事故後、アメリカを筆頭に世界の専門家から、その危険性を指摘され、何度にもわたり、日本政府にその措置について勧告がなされてきた代物だ。


その理由は簡単だ。原子炉の本体のメルトダウンの危険ももちろんのことだが、4号機のプールには、広島型原爆1万4千発分の放射能が入った約1500本の使用済み核燃料が眠っているからだ。


東電はこうした声に押される形で、いよいよこれらの使用済み核燃料の取り出しを始めることを決めたのだが、安全にその業務が遂行できる保証があって、けしてやり始めるわけではない。


まずは、発表されているこの11月からの東電の作業工程をみてみよう。






・11月中旬から始める作業を前に、使用済み燃料プールに隣接する圧力プールや圧力容器周辺に落下したがれきの撤去。

・10月中に、プール内で保管されていた制御棒などを圧力容器内の新設ラックに移し、燃料ラックの上のがれきなどを撤去しながら、燃料を専用の輸送容器(ドライ・キャスク)に入れて別棟の共用プールに移送。


・実際の燃料取り出し作業は、今年11月中旬から来年末まで完了予定。






まずはこれらの一連の取り出し作業について、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏のコメント。




「4号機のプールには、広島に投下された原爆1万4千発分の放射能が眠っています。東電は、今年の11月から、使用済み燃料をプールからクレーンで吊り出す作業を始めます。

しかし、使用済み燃料の回りには瓦礫が転がっていますし、燃料自体が破損しているかもしれません。約1500本の燃料を一つひとつキャスクに入れて移動させるのです。大変困難な作業になります。

さらに、4号機の取り出し作業が終わっても、1号機、2号機、3号機で同じことをしなければなりません。しかし、その具体的な工程を、国も東京電力も示すことができていません」




次は、科学ジャーナリストで元国会事故調査委員の田中三彦氏



「規制委員会の田中委員長の『取り出し作業は通常の作業と同じ』というのが引っかかる。
彼が言っている『通常』とは、燃料集合体を取り出して乾式キャスクに入れて共用プールに入れる、ということだけ。

今回は、前代未聞の大量の燃料棒を移し替える作業だし、毎日作業をやっていくうちに巨大地震が起きるかもしれない。


『東電は、建屋本体を切り離した』と言うが、巨大地震では建屋の残りの本体そのものがダメになるかもしれない。
また、プールの中には瓦礫が落ちていて、それをどける作業で、燃料を損傷したり、燃料同士が接触してしまう事故が起こる可能性もある。


そういったことを想定すると、田中俊一委員長の『通常と同じ』というのは、いったいどこが?と思う」



アメリカの原子力技術者アーニー・ガンダーセン氏



・4号機の燃料プールの水が地震で抜け、燃料棒がむき出しになると、1535本の燃料棒に火がつく。このことはアメリカで、すでに実験によって確認されている。


・その火がついたときの破壊力は、核兵器程度ではすまない。東北、関東圏は壊滅し、放射能で人がいなくなれば、福島第一原発の1、2、3、5、6号機も管理不能となり 核の暴走が勃発する。

・燃料棒に一度火がつくと、燃料棒を包むジルコニウムが水を分解し、そのときに生じる酸素で発火が起こり、水素爆発に至る危険がある。したがって、消火に水を使用することは許されない。



そして、もし、取り出し作業が失敗し、プールでの冷却がストップしたり、燃料棒が空気中に放り出されたりするようなことにでもなれば、はたして何が、起きるのか?



反骨の外交官と知られ、脱原発の志を貫いてきた村田光平氏(元駐スイス大使)





現在、4号機のプールにある1535本の核燃料棒はかろうじて冷却されていますが、もし4号機が倒壊すれば、冷やす術はありません。そうなると、最悪の事態---核燃料棒が溶け、メルトダウンが起き、膨大な放射性物質が撒き散らされるという、いまだ人類が経験したことがない悲劇が起こります。


そうなれば、これまで放出された分の数倍、数十倍の放射性物質が拡散し、福島第一原発の一帯には誰も近寄ることができなくなります。すべての人員が原発から撤退しなければならなくなるのは言うまでもありません。その結果、4号機のみならず、1号機から6号機までの事故後処置も難しくなり、全機がメルトダウンを起こす可能性もあります。


今、4号機も含めて、福島第一原発に残されている核燃料棒の総数は1万4225本にのぼります。米国の核科学者ロバート・アルバレス氏によれば、チェルノブイリの85倍のセシウム137が福島第一原発に存在するそうです。4号機に限っても、セシウム137の量はチェルノブイリの10倍になる。



したがって4号機の崩壊は、日本のみならず、世界的な広範囲の汚染を招くでしょう。「究極の破局に繋がることは確実」と多くの科学者は見ています。



さあ、いかがかな?


あなたは来月から始まる核燃料の取り出し作業を、あの東電に気楽に委ねることができるだろうか?


そしてあなた自身の命も・・・。

1 件のコメント:

  1. 東電任せにはできません。作業員体制の改革が、できなければ、北半球が終わります。

    緊急署名のお願い。http://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/25469204.html

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