2013年9月20日金曜日

恐れていたことが・・・FUKU1の作業員に今、何が?

今日は自戒をこめて、日本人の一人としてブログを書きたい。


私も含め、放射能漏れを起こしている福島第一原発について、日本人のほとんどの人が勘違いしていることはないだろうか?


それは、一体、誰がFUKU1の事故を収束させるのか?だ。東電、いや安倍総理がいってたから、政府が・・・いや、どこかの国の大企業がやってくれるだろう・・・。


はっきり、言おう。もちろん一義的には、東電の責任は大きく、収束への対応をするのは当たり前だが、実際に処理を行うのは、現場で働く作業員だ。


もっというなら、私たち日本人全員の責任だ。


なんでいきなり、こんなことをいいだすかといえば、今日、何気にネットを見ていたら、こんなニュースが流れていたからだ。


「福島第一原発の事故処理、日系ブラジル人にまで触手」「オルタナ」<http://www.alterna.co.jp/9205>。


東京電力福島第一原発の事故処理で、日系ブラジル人にまで日雇いの募集がかかっていたとニュースだ。


予想していたが、まさかこんなに早く・・・。




このブログで何度も書いてきたが、汚染水漏れの何が一番、問題なのかといえば、もちろん、海洋汚染、地下水汚染などもそうだが、それよりも、FUKU1の敷地内で、放射線の線量が多くなれることだ。


つまり、人が近づけない状況になることが一番の問題なのだ。


わからない人のためにもう少し、説明を続けよう。


作業員が敷地内にも入ることができなければ、どうなるか?


いま行われている事故収束への作業がストップする。ストップすれば、さらに汚染水は増え続けるわ、まだまだ危険性をはらんでいる使用済み核燃料や、行方知れずのメルトダウンした燃料棒放置されるわ、になる。


現場ではマンパワーがすべてなのだ。


先の記事は日本人のマンパワー不足を物語るものだ。


もう日本人の作業員が雇えないことを意味している。正確にいえば、現場で働く意志をもつ日本人が減っているのだ。


当たり前だ。親会社、子会社、孫会社・・・と幾重にも重なる従属構造のなかで、実際に働く作業員のほとんどは、その最下層の会社に属する。


作業員が手にする賃金は、東電や政府から支払われた金のうちから、上の会社がそのほとんどを間引いたものだ。


安い賃金の上、職場環境は劣悪だ。長時間労働、まずい食事・・・、そして何よりも、目に見えない恐ろしい敵、「放射能」との戦いの中での作業だ。いや戦場といっていいかもしれない。


誰が好んで、この仕事をするだろうか?





そうしたひどい状況を示す記事がある。


「福島原発作業員9640人が白血病の労災基準超え」(朝日新聞2013/8/5)

2011年3月11日の事故発生から、同年12月末までに福島第1原発で働いた1万9592人の作業員の累積被曝線量は平均12・18ミリ(東電の集計)で、うち、約5割に当たる9640人が5ミリ超の被曝をしていた。白血病は年5ミリ以上被曝した人が、作業開始1年後以降に発病すれば認定される。


もうFUKU1の作業員の被曝量は、通常の人間では耐えられない域に来ているかもしれない。


そんな中での、外国人への募集となっているのだ。


もちろん、当時責任のあった東電幹部や、政府要人や官僚らを真っ先に現場に投入すべきことは当たり前だが、それでもひとが足りなくなった場合、「自分は関係ない」とあなたは言い切れるだろうか?


そのようなことにならないためにも、凍土壁のような数年先を見据えた長い計画ではなく、一刻も早い対応がいまさらながら必要だ。


いまの政府だと、明日はあなたに、戦中の赤紙のような「FUKU1召集通知」がやってくるかもしれない。

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