2013年7月9日火曜日

ガラパゴス化する日本のテレビ。復活できない理由

日本のテレビの衰退を感じさせるニュースが入ってきた。




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パナソニック新型テレビ、民放各局がCM放送拒否

(朝日新聞デジタル版7/7)

テレビ画面に放送番組とインターネットのサイトなどが一緒に表示されるのは問題だとして、民放キー局がパナソニックの新型テレビのCM放送を拒否していることがわかった。大手広告主のCMを放送しないのは異例だ。

 民放関係者によると、問題にしているのは4月下旬に発売された新型の「スマートビエラ」。テレビ起動時に、放送中の番組の右側と下に、放送とは関係ないサイトや、ネット動画にアクセスできる画面が表示される。

 民放側はパナソニックに対し、視聴者が放送番組とネット情報を混同するおそれがあるとして、表示方法の変更を求めている。放送局が提供するデータ放送に不具合が生じるケースもあるとしており、パナソニックと協議を続けているという。

 一方、パナソニックはいまのところ、番組とネット情報を明確に区分しているとの立場だ。同社広報は、「スマートテレビは新しいサービス。放送局側と協議して放送と通信の新たなルール作りを進めているところなので、現時点ではコメントを控えたい」としている。
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まずは、この記事を読んでの第一印象。「日本最後の護送船団のあがきの声」とでも表現したらよいだろうか?


家庭でみるテレビ画面はだれが、一体、支配できるのだろうか?


テレビ局側?メーカー側?それとも・・・、もちろん、使用者である家庭にいるみなさんだ。


民放各局は、法律を盾に、画面に映し出されるものはすべて、テレビ局側に権利があることを、今回、パナソニックに訴えたわけだが、使用者であり視聴者である私たち側からすれば、「そんなの関係ない」と(誰かのギャグように)いいたい。


情報化が進む現代において、テレビ局から発信される情報は<ONE OF THEM>にすぎず、もし、画面上にネット情報が見られるならば、選択できるのは「当たり前」の権利であってほしい。


テレビ局側のいうような「情報を混同する」など、もちろん一部にはあるだろうが、その正当性を主張できる十分な理由ではけしてない。


ではこうしたことを主張するテレビ局側の背景には何があるのか?


これまで、戦後築いてきた、テレビ局全社による護送船団方式の独占化よるものだ。


テレビ放送は、3つのファンクションからこれまでなってきた。


ひとつは、映像作り手であるテレビ局、そして送り手段となる送信(アンテナ、ケーブル)、最後が受け手であるテレビ機器本体。


いままでは、ほぼ、この3つともにテレビ局が独占支配してきた(受信機自体はメーカーだが、ここでは映像を映し出す画面のこと)。


その一角であるテレビ画面の内容が、このスマートテレビの出現で崩されようとしている。


テレビ局側が利権を守るため、もがくのはあたりまえだ。


しかし、一体だれのためにもがくのか?


視聴者のため・・・いや、テレビ局自身のためにだ。


外からの意見を取り入れず、かたくなに自分たちだけの世界を守る。


まるで、今までテレビ局側がメディアとして、「護送船団」だと攻撃してきた相手のように。


そこには自分の殻をやぶることができない(現在のテレビがおもしろくない)原因があり、自らイノベーションできない正にガラパゴスの巨大トカゲがうごめいている。


皮肉にも大スポンサーから突きつけられたレトリックに、もがくテレビには、なにか「神の見えざる手」を感じる。


1 件のコメント:

  1. 別にテレビジョン受信機はいらない。テレビを視ながら・鉄道前面展望動画を視ながら・同じ画面を経由して、ここに直接、タイプしているわけで。   すちーぶ。

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