2013年6月7日金曜日

福島でドキュメンタリーを取り続けてきた俳優の死



震災後、福島県相馬市で、ドキュメンタリーを撮り続けてきた俳優の塩屋峻さんが亡くなった。56歳という若さだった。



俳優・映画監督の塩屋俊さん、急逝 56歳 舞台稽古中に倒れる


シネマトゥデイ 6月6日(木)12時16分配信

俳優・映画監督の塩屋俊さん、急逝 56歳 舞台稽古中に倒れる
塩屋俊さん - 画像は2012年撮影のもの
 俳優・映画監督の塩屋俊さんが5日14時56分、急性大動脈解離のため、宮城県仙台市内の病院で死去した。56歳。同日上演予定だった舞台「HIKOBAE2013」の最終稽古中に倒れ、搬送された病院で息を引き取ったという。葬儀・告別式の日程は未定。

 所属事務所によると、それまで健康状態に不安はなく、突然のことだったのこと。

 塩屋さんは1956年大分県生まれ。1980年にテレビドラマ「離婚ともだち」でデビューし、NHK連続テレビ小説「おしん」、映画『釣りバカ日誌』シリーズなどに出演した。

 また、2001年に映画『6週間 プライヴェートモーメント』で監督デビューして以降は映画監督としても活躍しており、『ビートキッズ』『種まく旅人~みのりの茶~』といった作品を発表。1994年には塩屋俊アクターズクリニック(現「アクターズクリニック」)を設立し、後進の育成にも努めた。(編集部・福田麗)

私個人は、塩屋さんとはなんの面識もないが、この訃報にいささか気になることを思った。


上記の真ん中あたりにある記載だ。


「所属事務所によると、それまで健康状態に不安はなく、突然のことだったのこと」


知人によると、塩屋さんは原発被害がどこまで拡大するか予想もつかない3月下旬、車一杯に積んだ食料と一緒に、カメラを持って相馬市にやってきたそうだ。相馬市民の頑張りを記録したいということで、相馬中央病院を拠点に、撮影を開始したという。


そうしたことから容易に想像つくことだが、塩屋さんもおそらく、被曝していたに違いない。


震災後、被曝したとされる多くの人が、原因不明で、突如死亡する例が相次いだが、中でも多かったのが、心臓系の病気だ。

ある核種が心臓や血管にたまりやすいということで、その因果関係が疑われている。

塩屋さんも、直接的には急性大動脈解離だったとうが、推してしかるべきか・・・。


「福島の甲状腺がん『確定』12人は何を示すか?」<http://eggman-warlrus.blogspot.jp/2013/06/blog-post_5.htmlにも書いたが、放射能は人体への影響は、すぐにでてくるものもあるが、時間を経過して現れるものもある。

特に内部被曝した人は、微量であっても、徐々に体が蝕まれてくる。そして、死に至るケースもあるのだ。

塩屋さんのような例は今後も増えていくのではないか?

心配なことは、そうした報道がマスコミの世界から、激減している。それだけではない。ツイッターなどSNSの世界からもだ。当事は「福島原発事故後に急増する突然死、急死、ツイートまとめ」といったものが、たくさんあったが、最近では一向に見受けられない。


世間は放射能騒ぎ収まったかのように、原発再稼動を唱え、福島では立ち入り禁止場所が開放され始めている。


いま一度、チェルノブイリ事故を調査研究しているロシア科学アカデミー評議員、アレクセイ・V・ヤブロコフ博士に登場を願おう。


博士は5月の来日講演の中で、口をすっぱくして、チェルノブイリの教訓として、公的機関の調査を信用しないよう、訴えた。





なぜなら、チェルノブイリでも、政府はウソつきだからだ。同じ、強固な官僚組織をもつ日本もその例外ではけしてない。


すでに、公的機関による「プロパガンダ」は始まっている。

福島原発事故、がん患者増の可能性低い…WHO



 世界保健機関(WHO)は28日、東京電力福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質による健康影響の評価を発表した。
 一部地域で子供の甲状腺がんの発症確率が高まる可能性を指摘した。ただ、放射線量の高い「計画的避難区域」に4か月間避難せずにとどまり、汚染された物を食べ続けるなど、ありえない最悪条件を想定して計算している。実際にがん患者の増加が住民の間で見られる可能性は低いと結論づけた。
 WHOは、日本政府が発表した大気中の放射線量などから住民の被曝(ひばく)線量を計算。事故当時1歳、10歳、20歳だった人が、様々な種類のがんを発症するリスクを分析した。事故直後に避難した原発20キロ・メートル圏内の住民は評価対象外とした。
 甲状腺がんの確率が最も高まったのは福島県浪江町の1歳児で、16歳までの発症確率が、男児は平常時の0・0014%から事故によって0・0104%に、女児は0・0040%から0・0365%に、それぞれ上がった。同じく16歳までに白血病になる確率は、男児が0・03%から0・055%に、女児が0・03%から0・047%に上がった。
 報告書は、子供の健康管理に注意が必要だと指摘している。ただ、どちらのがんも、対象年齢の乳幼児が数百人だとすると、事故後でも患者数は1人に満たず、実際に患者の増加が確認される可能性は低い。
(2013年3月1日08時25分  読売新聞)


原発事故は、一過性の事故ではない。私たちの記憶から消し去るだけでは、修復はできない。なん世代にもわたって、私たちを苦しめるのだ。


現実を直視できる勇気を私たち一人ひとりがもたなければ、前進はありえない。

1 件のコメント:

  1. WHOも政府の息が掛かっているからね〜しかし、清水医師は板挟みで逃げちゃったからね〜困った医者だね〜

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