2013年5月8日水曜日

地震の前兆・・・近畿の気になる変化


地震の記事へのリクエストが多いので、本日は近畿の地震の危険性について書いてみる。


私の知人で、地震学者の佃為成氏(元東京大学地震研究所の助教授で、現日本女子大学講師)は、地下水の観測から地震の予知に取り組んでいる学者だ。


その佃氏から最近、近畿の地震について、気になるデータをいただいた。


佃氏は2000年ごろから、兵庫県の猪名川町、京都府亀岡市、西宮市武田尾、そして淡路市の4ヶ所で地下水の温度やその井戸の高さなどの観測を行ってきた。


それがこれだ!

1 各地の水温変化(20133月下旬まで).季節変化を除去(猪名川7m p-p,亀岡2.4 p-p,武田尾2.0 p-p,淡路30m p-p,).長期トレンドは,猪名川+9.4m℃/年,亀岡+47m℃/年,武田尾-310m℃/年,淡路-17m℃/年(2011.3.11 M9.0直後の水温急上昇パルスあり.欠測は計器故障による.計器交換).




4ヶ所は阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)が発生する前後に、地下水に著しい変化がでていたところだ。


ご存知かとは思うが、地震前(後)には各地で地下水に変化が現われるといわれている。透明だったものが、にごったり、温度が上がったり、量が増えたりする現象がでるとされる。


 しかし、そのメカニズムが正確に解明できなことや、必ず起こる現象ではないことから、今ではほとんど学者がこの方面の研究をあきらめ、現在、専門にしているのは、佃氏一人といっても過言ではない状況だ。


 少し話がそれたが、このデータをみればお分かりのように、平準化するのはなく、すべて右下がりか、右上がりの変化を見せている。




さらに、2006年から(現在まで)京都府亀岡市東別院町では井戸水がにごり、亀岡市塩屋でも2007年9月から、井戸水の濁りや匂い(硫黄臭さ)が確認されたが,現在は収まっていることを指摘。


また、2009年12月下旬,琵琶湖環境科学研究センターの自律型潜水ロボット探査によって,琵琶湖北部の水深90~100mの湖底から土砂が吹き上っているのが発見され,2013年に入ってもその範囲が拡大しているという。


こうしたことを受けて、佃氏は、「地殻活動変化に応じて,深部岩盤の間隙に潜む流体(地下水)が動いている証。猪名川や亀岡市付近直下では地盤が圧縮される場所となり,西宮や淡路島北部直下では引っ張られる場所になっている。地下深部高温水上昇の強化と弱化が起こり,地下水の濁りや湖底異変も深部の水やガスの上昇が原因と考えられる」としている。


結論として、「琵琶湖・京都・大阪・神戸一帯で大地震の準備過程が進行している可能性がある」と結ぶ。


つまり、阪神大震災と同レベル以上の内陸地震が、近畿一円の地下で眠りからいま覚めようとしていると、警告しているのだ。


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