2013年5月7日火曜日

広島市民は原発に何を思う?


連休中、20数年ぶりに広島を訪れ、原爆ドームを久しぶりに見に行った。

好天にも恵まれ、周辺は観光客らで、にぎわっていた。親子連れや、外国人観光客らもさかんにカメラのシャッターを切っていた。

人並みの感想しかいえないが、ここにたたずむと、犠牲になった人たちへの哀悼の想いと感謝の念、そして、もう二度とこうした悲劇を起こさせないようにする誓いをいつも新たにする。




20数年前と大きく変わったことといえば、私が年をとったことと、<3・11>の福島の原発事故が起こったことだ。

原子爆弾の投下と原発事故を並列して語ることは許されないかもしれないが、人への被害という点では同じ、放射線による「被曝」だ。


 そんな思いをいだきながら、ドームを見つめていると、ふと、ひとつの疑問が頭をよぎった。

広島の人にとって、原発というのはどんな存在なのだろうか?

世界で初めて「被曝」を体験した市民ゆえに、放射能への反発は強いはずだ。過去にそうした記事を目にしたこともある。

しかし、ここでも原発を正当化しようとする「レトリック」が通じているようだ。


広島に本拠を置く中国電力は、日本海側に面する島根県で原発を運営している。この図式は、まさに、東京電力における、福島原発と同じだ。

電力をつくる場所と消費する場所が遠く離れている。すべて、万一事故が起きても(島根=福島)、すぐには遠く離れた都市部(広島=東京)に住む人たちを被曝させない。

そして、こうした「レトリック」はウソである。





原発が絶対安全であるという「安全神話」はすでに崩れ去ってしまっている。島根原発の周辺にも活断層があることは確認されている(長さには諸説があるが)。

福島の事故を受けて、島根原発は1~3号機すべてが停止中だが、現在の自民党の政権の意向を受けて、再稼動させる動きがめざましくなってきている。

こうした状況を聞いて、広島市民はなにを考えるのだろうか?「原発は平和目的で作られたもので、私たちに被害をもたらすものではない」-戦後こうした意見が本当にあったらしいが、いまもそんな考えを続けているのだろうか?

広島市民にすべての責任を負わせようというのではない。危険を自覚した日本人一人ひとりがしっかりと、意見を述べる時期がいまきている。



3 件のコメント:

  1. まったくそのとおりですが
    地元のウワサによると中国電力は探偵を使って原発推進派の広島市民の個人情報を収集し個人攻撃(おどし)して脱原発運動から退かせようとしているそうです。
    私にとってはもはや原発推進は風前のともしびですが
    推進派の猛反撃はすさまじいですね。
    この期におよんで上関原発を力づくで進めようとしている姿勢は
    あせりの色さえ見られます。
    山口県知事もなさけないですね。
    カネによってあっさりと推進派に寝返るんですから、
    もっと恥を知って欲しいです。
    その反対に新潟県知事は素晴らしい。
    県民の安全と幸せを本当に考えて発言と行動をされている。
    政治家として県知事として本来の姿です。
    正論を吐く政治家を悪の力は検察を使ってまで陥れようとしていますが
    新潟県知事がそうゆう目に合わないようにしっかり見守る必要がありますよね。

    そんなわけで考えました
    【幸せの黄色いハンカチ運動】
    http://geocities.yahoo.co.jp/gl/zengenpatuhairo/view/20131016

    そして平和都市ヒロシマの使命を全うするためにも
    広島県人は
    ノーモアヒロシマ! ノーモアフクシマ! 
    と声を大にして叫ぶ必要があると思います

    返信削除
  2. 楽観できません。東電以外の電力会社の結束は結構強く、ゾンビのようによみがえる可能性は否定できない。最後まで、ノーモアフクシマを!jojo

    返信削除
  3. 利権だらけ、血税の脱脂綿、棺桶プラント製造者、巨悪の権化、国民からの吸血鬼等、どんなに悪言の限りを尽くしても言い表せない程の悪行の極みの職種と技術。原発関係者自ら死んでいく、死を呼び込むのに異存はないが、善良なる国民を騙し、搾取し生きる命を追い詰め、苦しめて死へと巻き込むのは非道の限り、絶対に許せない。人の生きざまは多種多様だが破滅に向かって道開く原発はこの地球上で不要であることは明白。何時かコントロールできるなんて妄想も甚だしい。あること自体が違法だと法の整備を全国民、全世界で推進しよう。原発は死神、死に金だけ生み出し人類を累々とした死体の上を歩かせるだけだ。

    返信削除