2013年5月22日水曜日

”地震安全地帯”の韓国でなんで、地震が多発!?

慰安婦問題とは別に、いま韓国で注目を集めているトピックをご存知だろうか?日本ではおなじみの地震が、韓国でも多発しているというのだ。


ことの始まりは今月14日朝、黄海上に浮かぶ韓国の島、ペンニョン島でマグニチュード4.9の地震が起きた。


この地震は韓国で過去9年間で起きた地震の中で、最大のもので、今日(5月22日)までに、M2.1-4.9の地震が15回も相次いだ。


「地震は起きない」と“安全神話”を信じてきた韓国民にとっては、驚きのニュースとなり、メディアが大きく取り上げる結果となった。


気になるのは地震の規模だけではない。発生回数もだ。


韓国の気象庁によると、韓半島(朝鮮半島)での地震の年平均発生回数は1980年代は15.7回だったが、90年代は25.5回、2000年代は43.6回に増え、ここ3年間(10-12年)は年平均50回に上っている。


こうした状況を受け、専門家の一部には、こうした頻繁な地震を大地震の前兆と指摘。気象庁はペンニョン島をはじめとする黄海で大地震が発生する可能性があるかどうかを探るため、海底の地殻調査など本格的な研究を計画しているという。



しかし、「韓国で大地震が起きない」というのはまさに“神話”でしかない。





朝鮮戦争中の1952年3月19日、平壌付近でM6.3の地震が発生したというロシアの観測所の記録があるほか、昔の文献には「慶州(慶尚北道)で地震が起き100人余りが死亡した」(799年)、「束草(江原道)付近の海で地震が起き、雪岳山で岩が崩れ落ちた」(1681年)といった記録なども残っている。


韓国で心配されるのは地震の発生とともに、その建物被害だ。“神話”が長い間、幅をきかせてきたため、建物の耐震性に問題があるという。


1995年6月にソウルの5階建ての百貨店が倒壊し、500人以上が犠牲となった大惨事は記憶に新しい。原因は構造的欠陥で、建物の負荷に柱が耐えられなくなったことだされる。つまり、耐震構造以前の問題だった。ソウルですら、そんなビルが多いのだ。


もし、いま半島のどこかで大地震が起これば、被害が大きくなることはまちがいない。




韓国の地震に詳しい立命館大学文学部(災害リスクマネージメント)・高橋学教授「韓国では活断層がないのではなくて、研究者の数が少ないため、調べきれていないだけです。『地震がない』というのは思い込みです。日本のようにプレート境界がないので、トラフ地震はありませんが、内陸直下型(活断層)地震はあります」と話す。


さらに気なることとして、高橋教授「このところ、インド・オーストラリアや太平洋プレートの動きが活発で、中国四川省などで大地震(内陸直下型)が起きている」と韓国での大地震発生の可能性についても「十分ありえる」と警鐘を促す。



インドネシア・スマトラ島沖や東日本大震災といった、超ド級の地震が発生しているだけで、世界全体で、地殻に異変が起きているといっても過言ではなく、「地震大国」である日本を含め、どこでも備えを怠ってはいけないようだ。



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